部活の地域展開、もう悩まない。

補助金申請から運営・報告まで、すべてワンストップで。
自治体の"負担をゼロ"にする、部活地域展開フルマネージドDXサービス。
「BUKATSU ONE(ブカツワン)」

部活の地域展開。
それは全国の自治体にとって、"待ったなし"の課題です。

地域のスポーツを支える現場では、制度と運営のギャップに苦しむ自治体が増えています。教員の働き方改革が進む一方で、指導者や受け皿の不足、補助金申請・報告の煩雑さといった課題が山積しています。

国は「地域部活動推進事業」として補助金制度を整備し、2025年度から本格展開が始まりました。しかし実際に運営する自治体現場では、「どこから手をつければいいのか」という声が多く上がっているのが現状です。

部活動の様子

📋部活の地域展開とは?

学校単位から、地域単位へ。教員負担を減らし、地域で子どものスポーツを支える新しい仕組み。

これまで日本の部活動は、学校の先生が授業外で指導を担う"学校依存型"の仕組みで成り立ってきました。しかし、少子化・教員の働き方改革・専門指導者の不足などを背景に、文部科学省は「部活動の地域移行」を全国方針として推進しています。

「地域展開」とは、学校内で行っていた部活動を、地域クラブや民間指導者が担う形へ移行すること。自治体が主体となり、学校・地域クラブ・スポーツ団体・指導者をつなぎ、地域ぐるみで子どものスポーツ環境を支える仕組みを整備します。

国は「地域部活動推進事業」として、自治体に補助金を交付し、実証・運営・報告を求めています。しかし、計画策定から指導者管理、補助金申請・報告まで、すべてを自治体が担うことになり、「行政負担の大きさ」が最大の課題となっています。

教員の働き方改革

長時間労働の是正が急務となる中、部活指導の負担軽減が求められています。

指導者・受け皿の不足

地域での指導者確保や活動場所の確保に多くの自治体が課題を抱えています。

補助金申請の複雑さ

申請書類の作成から報告まで、事務作業の負担が担当者を圧迫しています。

補助金申請から運営・報告まで、"全部任せられる"DXプラットフォーム。

「部活地域展開フルマネージドDXサービス」は、自治体・教育委員会の代わりに、部活地域展開のあらゆるプロセスをDX化・代行します。AI・クラウド・BPOを統合した"フルマネージドモデル"で、自治体業務の効率化・透明化・可視化を実現します。

これまで自治体担当者が抱えていた煩雑な業務負担を大幅に削減し、本来注力すべき子どもたちの育成環境整備に時間を使えるようになります。申請書類の作成、指導者の管理、活動データの集計、報告書の生成まで、すべてがシステム上で完結します。

自動化

申請・報告を業務を90%削減し、組織の負担を劇的に軽減します。

透明化

補助金執行状況や活動実績をリアルタイムで可視化し、説明責任を果たします。

可視化

データに基づく政策判断を支援し、より効果的な施策展開を実現します。

部活動の様子

自治体が抱える課題を、テクノロジーで解決します。

従来の手作業中心の運営から、データドリブンな管理へ。本サービスは自治体現場の実態に即した機能設計で、実務担当者の日々の業務を劇的に改善します。

課題従来の対応本サービスによる解決
申請・報告業務の負担Excelや紙ベースで個別に管理、多大な工数書類作成・報告を自動化、事務作業90%削減
指導者・契約の管理契約書・勤務表を個別管理、支払いミスも報酬・活動実績をクラウド上で可視化・一元管理
学校と地域クラブの連携電話・メール・FAXで個別調整、情報の散逸データ連携・スケジュール調整を一元化
子どもの安全管理紙の出欠表、事故時の対応が後手にAIカルテで出欠・負荷・成長を分析、予防的アプローチ
補助金の透明性確保年度末に集計、監査対応に苦慮執行率や実績をリアルタイム監視、監査資料も自動生成

フェーズごとの主要機能

①部活動展開に関わる「計画」「実施」「評価」をワンストップで支援
②AIによる自動化と最適化

STEP 1

計画フェーズ(現状把握・体制構築・事業計画)

  • 各学校・競技の現状をオンラインで調査・自動集約
  • 教育委員会・スポーツ課での方針をクラウド上で共有
  • 地域クラブやスポーツ団体との連携体制を設計
  • 予算計画・補助金申請書をAIが自動生成
STEP 2

実施フェーズ(補助金採択・運営)

  • 登録指導者データベースからAIが最適マッチング
  • 契約・勤怠・報酬支払いをクラウドで一元管理
  • 練習スケジュール・施設利用・保護者連絡をアプリで運用
  • 活動実績を自動記録
STEP 3

評価フェーズ(成果報告・次年度計画)

  • 活動データを自動集計し、成果報告書を自動生成
  • 国・県・市への報告書をワンクリックで提出
  • AIが地域別・競技別の成果を分析し、次年度計画を支援

核心機能:指導者マッチング・管理システム

「部活の地域展開」における指導者マッチング機能は、自治体・地域団体・学校・指導者それぞれが抱える課題をつなぐ中核要素です。単純なマッチングサイトではなく、自治体の人事・財務・報告フローをすべて内包した「公共型クラウドBPO」として設計されています。

1

登録・認証(信頼性確保)

  • 本人確認+資格確認(自動認証):スポーツ指導者資格・教員免許・競技団体ライセンスをデータ連携で照合
  • 履歴・実績登録:元選手・指導歴・活動希望エリア・曜日・報酬希望などを登録
  • 犯罪歴・不祥事チェック:自治体と警察庁API連携によるスクリーニング機能
2

自治体・団体側の募集管理

  • 公募テンプレート管理:種目・活動頻度・報酬・期間・会場などを入力するだけで公募作成
  • 自動マッチング機能:登録指導者データベースと照合し、条件一致候補をスコアリング表示
  • 指導者契約・支払いまでワンストップ化:クラウド上で契約書・報酬処理・源泉徴収を自動化
3

指導者側のマイページ機能

  • 希望条件マッチング:「週2回以内」「中学生対象」「野球」「港区周辺」など細かく条件設定
  • AIレコメンド通知:自治体や学校の新規募集案件をプッシュ通知
  • 指導履歴カルテ:活動実績・生徒評価・出席履歴を自動で蓄積し、次回応募時に活用
4

AIカルテ・スコアリング(安全・品質管理)

  • AI指導カルテ連携:生徒満足度・活動ログ・安全管理記録を自動集約
  • 評価スコア化:自治体が参考にできる「信頼スコア」を可視化(例:活動実績×評価)
  • 安全教育・研修受講履歴:eラーニング連携により、受講済み/未受講を自動管理
5

コミュニケーションとスケジューリング

  • LINE・メール連携:指導予定・出欠連絡を自動通知
  • カレンダー連動:Google Calendar・Outlook連携で日程衝突を防止
  • チャット機能(自治体 ⇄ 指導者):活動報告・確認事項を公式チャットで完結
6

支払い・報酬管理

  • 報酬支払い自動化:出勤記録に応じてクラウド上で自動計算・入金
  • 補助金管理連携:スポーツ庁補助金に対応した経費区分で集計
  • 帳票自動生成:「報酬支払簿」「活動報告書」「補助金実績報告」などを自動生成
7

モニタリング・レポート

  • ダッシュボード化:自治体側で「競技別」「学校別」「性別」「活動頻度」などをリアルタイム把握
  • 年度末報告自動作成:活動データから「補助金報告書」をPDF自動生成
  • AI予測分析:指導者不足エリア・活動偏在・男女比などを自動解析し、来年度計画へ活用

「マッチング」+「支払い」+「AIレポート」= 持続可能な地域部活動基盤を実現します。

POC自治体パートナーを募集しています。

2025年度内に本サービスの実証を行う自治体パートナーを募集します。導入費用は無償(補助金・助成対象)で、運動通信社が全面的に導入支援を行います。実証を通じて、貴自治体の実情に合わせたカスタマイズと運用ノウハウの蓄積を共に進めていきます。

対象自治体

市区町村・都道府県教育委員会で、部活地域展開の実証に取り組む意欲のある自治体を募集します。

実証期間

3〜6か月間(2025年度内)。貴自治体のスケジュールに合わせて柔軟に対応いたします。

導入費用

POC期間中は無償で提供します。補助金・助成金の活用もサポートいたします。

提供範囲

  • 補助金申請・報告DXモジュール
  • 指導者管理・報酬明瞭化システム
  • AI指導カルテ・自治体ダッシュボード
  • 導入研修・運用サポート
  • 月次データレビュー・改善提案

実証期間中も、運動通信社の専門チームが継続的にサポートいたします。

オフィス環境

学生スポーツ一筋。
スポーツ特化ベンチャー企業が、皆様を支援します。

提供・運営

株式会社運動通信社

私たちは学生スポーツ領域にフルコミットするベンチャーカンパニーとして、全国1,000校以上の学校スポーツ配信・DXを手がけてきました。「SPORTS BULL」「バーチャル高校野球」など、学生スポーツに特化したサービスを展開し、教育・スポーツ領域のDXを推進してきた経験があります。

学生スポーツ現場とテクノロジーの両方を深く理解し、この領域に特化してきたからこそ、実務に即したシステム設計と、きめ細かいサポート体制を実現できます。単なるシステム提供にとどまらず、学生スポーツの未来を創造する専門パートナーとして、自治体の皆様と共に伴走し続けます。

企業ビル

導入から運用まで、4つのステップでスムーズに。

複雑に思える部活地域展開のDX化も、私たちの伴走支援により確実に進められます。初回相談から本格運用まで、段階を踏んで着実に進めていきます。

STEP 1:初回相談

貴自治体の現状と課題をヒアリングし、最適な導入プランをご提案します。オンライン・対面どちらでも対応可能です。

STEP 2:計画策定

実証範囲・スケジュール・体制を共に設計。補助金申請のサポートも行います。

STEP 3:導入・研修

システム導入と操作研修を実施。現場の担当者が安心して使えるまでサポートします。

STEP 4:運用・改善

実証期間中も継続的にデータレビューと改善提案を実施。成果を最大化します。

各ステップで専任の担当者が付き、貴自治体の状況に合わせて柔軟に対応いたします。不明点や懸念事項があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

子どもたちの未来を守るために。
教員・指導者・地域・自治体がつながるために。

部活の新しい形を、共に創りましょう。地域のスポーツ環境を持続可能なものにし、子どもたちが安心してスポーツに打ち込める環境を整備することは、私たち大人の責任です。

テクノロジーの力で自治体の負担を軽減し、本来注力すべき子どもたちの成長支援に時間とリソースを使えるようにする。それが私たちの使命です。貴自治体の部活地域展開を、全力でサポートいたします。

DXは手段であり、目的は子どもたちの豊かなスポーツ環境の実現です。
一緒に、地域スポーツの未来を創造していきましょう。